toppage2010年度BAMIS学内研究低強度の有酸素運動が高分子HDLに与える効果 -血清脂質プロファイル変化

低強度の有酸素運動が高分子HDLに与える効果 -血清脂質プロファイル変化

田中喜代次,野又康博,江藤幹,蘇リナ,辻本健彦,前田清司,正田純一,鰺坂隆一
(人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻)

【目的】近年,血清脂質プロファイル法によりHDLサブクラスの測定が可能となり,HDLを詳細に検討できるようになった。食生活改善と運
動実践による介入研究を行い,両群のHDLサブクラスの変化を比較した。【対象と方法】肥満中年男性44名を食事改善群(n = 22)と運動実践
群(n = 22)の2群に割り付け,13週間の減量介入研究を行った。【結果】両群ともHDL-Cは変わらないが,運動実践群は食事改善群に比べlarge
HDL分画,HDL粒径は有意に増加し,small , very small HDL分画は有意に減少した。large HDL分画はアディポネクチン,IL-6,Serum
Amyroid A と有意に相関した。

BAMIS_2010_ポスター97-2003-2(PDF).pdf

2011-06-13

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