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武道及び身体技法研究

第15回BAMISセミナー:「欧州武道の胎動」ヨーロッパにおける武道文化の現状と問題点 報告書アップしました

11月16日(水) に開催いたしました第15回BAMISセミナー:「欧州武道の胎動」ヨーロッパにおける武道文化の現状と問題点の報告書を掲載いたしました。

2011-11-21

第15回身心統合BAMISセミナーのお知らせ

第15回身心統合BAMISセミナー
「欧州武道の胎動」ヨーロッパにおける武道文化の現状と問題点

日時:11月16日(水) 10:00-12:00
場所:筑波大学体芸地区 体育科学系棟 B510
講師:阿部 哲史先生(ゲイト・オブ・ダルマ・ブダペスト仏教短期大学助教授)
世話人:酒井 利信(6358)
参加費無料、参加申込不要(学内者)

内容:
近年、世界が感じている日本武道の魅力は、競技実践を中核としながらも、その文化的側面がこれと表裏の関係をなしているところにあります。身体と心の密接な関係を肌で感じながら成熟してきた日本武道、特定の信仰・宗教によらず武士道の名のもと武道実践によって人間形成を行ってきた日本武道の文化性が、心身二元論を思考ベースとし、特定の巨大宗教によって道徳観念を養ってきたヨーロッパの文化土壌において、どう受け入れられているのか、その現状と問題点を、欧州に永住し20年近く文武両道を実践されてきた阿部哲史先生に熱く語っていただきます。

2011-11-08

酒井利信准教授 著 『刀剣の歴史と思想』 刊行

日本独自の展開をみせてきた刀剣に関する思想を、中国、朝鮮など、東アジアにまでルーツをたどりながら、確かな史料を基に考察。古事記・日本書紀に語られる神話、平家物語、太平記などにみられる三種の神器にまつわる記述、鹿島新當流、示現流に伝わる伝書といった歴史的文献を読み解き、日本刀剣思想のオリジナリティを浮かび上がらせる

2011-10-28

酒井准教授、Hungarian Sports Science Association主催シンポジウムで招待講演

武道研究グループの代表である酒井は、10月20日、ハンガリーのブダペストで開催されたHungarian Sports Science Association が主催するシンポジウムにおいて、”Body and Mind Integration in Budo” と題する講演を行ってきました。
このシンポジウムは、"Sports Otherwise - Innovational thinking in Sport"というテーマを掲げ、主にハンガリー国内からスポーツ関係者のみならず経済学や医学等々の様々な分野において注目される研究者をスピーカーとして招き、国家スポーツにかかわる人たちが議論を重ねようとするものです。
そもそもハンガリーは、国策として日本武道を青少年の育成に役立てようとする動きがあるなど、武道の精神面にかかわる特性に非常に高い関心をもっています。このことは、今回、国外からの招待は武道における身心統合に関する講演を依頼された酒井だけであり、講演時間も他より長く設定されていたことなどからも窺われます。
発表内容は、武道の歴史を大まかに概観したうえで、特に日本武道が700年以上にわたって培ってきた心身関係論に焦点をあて、近世において二つの全く異なった精神性(①敵と対したときの心と②倫理道徳的な心)が問題とされてきたことを指摘しました。そしてこれが近代以降、嘉納治五郎の尽力もあって②倫理道徳的な精神性に特化して教育現場に根付いてきたこと、そして現代にあってはもう一つの①敵と対したときの心が現代的に焼き直され、日本社会が抱える諸問題を乗り越える、あるいは国際社会でたくましく活躍するためのタフな心として注目されていることを紹介しました。
講演後、主催者側の総責任者であるGyörfi János 氏から内容を絶賛する賛辞をいただいたほか、多くの方々から興味を持っていただいた一方、心と身体の統合については理解できないといった率直な意見も直接いただきました。デカルト以来の身心二元論を思考ベースとするヨーロッパならではの反応でもあり、BAMISが標榜する身心統合科学が欧州において面白い議論を展開する可能性を予感させるものでした。
(文責:酒井)

2011-10-27

BAMIS cafe vol. 008

BAMIS cafe vol. 008 が開催されます.
第8回目のテーマは「大学と災害ボランティアと今日的課題」
筑波大からも個人的にあるいはグループで多くの学生ボランティアが被災地で活動をしています。

BAMISからも体操指導や高齢者の談話会サポートなど、特色を生かした活動で被災地支援に取り組んでいます。そこで今回は、日本スポーツボランティアアソシエーション理事であり、文教大学にてボランティア社会学を研究されている二宮雅也先生を迎え、「大学と災害ボランティアと今日的課題」について考えてみたいと思います。

○被災地へボランティアとして参加したいという学生のニーズに大学はどう対応するか?
○3.11以降の被災地ボランティアが抱える特殊性と大学との関係、その問題点とは?
○災害ボランティアと(スポーツ)ボランティアの違いについて
○学生ボランティアのあり方へのリフレキシヴ且つポジティヴな姿勢とは?

日時:10月25日(火) 17:00-18:30
場所:筑波大学5C棟 体育ギャラリーST
アクセス:
筑波大学筑波キャンパスへは「筑波キャンパスへの交通アクセス」をご覧ください。
利用停留所(関東鉄道バス):筑波大学中央行き又は筑波大学循環バス「筑波大学西」
話題:
1 被災地へボランティアとして参加したいという学生のニーズに大学はどう対応するか?
2 3.11以降の被災地ボランティアが抱える特殊性と大学との関係、その問題点とは?
3 災害ボランティアと(スポーツ)ボランティアの違いについて
4 学生ボランティアのあり方へのリフレキシヴ且つポジティヴな姿勢とは?
申込み:不要
参加費:無料
問合せ:筑波大学BAMIS推進室事務局 松田
E-mail:matsuda.saho.ga@un.tsukuba.ac.jp
TEL.029-853-6325

※二宮雅也氏プロフィール
文教大学人間科学部人間科学科講師
宮崎県延岡市生まれ。筑波大学大学院を修了。現在は文教大学人間科学部人間科学科講師。日本スポーツボランティアアソシエーション理事。本学で、「ボランティア論」の授業を担当しています。また、地域活性化の視点から、ボランティアと「新しい公共性」について研究しています。
趣味:登山、ゴルフ、スキー、料理
専門領域:健康社会学、地域活性学、スポーツ社会学、健康・スポーツ産業論

2011-10-19

BAMIS 研究員の活動報告 毎日新聞の記事に掲載

BAMIS 研究員の山本敦久氏の記事が毎日新聞に掲載されました.

2011-09-27

【メディア】酒井利信准教授「塚原卜伝」解説 9月28日 18:10~ NHK総合 ニュースワイド茨城

武道及び身体技法研究分野、酒井利信准教授が「塚原卜伝」について解説します。 9月28日 18:10~ NHK総合 ニュースワイド茨城にて放映予定。

http://www.nhk.or.jp/mito/program/newswide/
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/bokuden/

2011-09-22

第14回身心統合BAMISセミナーのお知らせ

「からだとこころ」の生起と成長:乳幼児期を中心に
根ヶ山光一 教授 (早稲田大学大学院 人間環境科学科)

10月6日(木)15:00~17:00
筑波大学体育芸術地区 5C105(会議室)
世話人:清水諭・坂入洋右
参加費無料,参加申し込み不要

2011-09-22

ハンガリー・カップにおいてBAMISセミナーを開催

武道研究グルーブの代表である酒井が中心となり、第19回ハンガリー・カップ(ブダペスト)において、BAMISセミナーを開催しました。
ハンガリー・カップは、ヨーロッパで剣道を実践する人たちが集い、5日間にわたって剣道の実技セミナー・昇段審査・トーナメント試合を行う東欧最大の剣道イベントです。今年は8月20日から24日にかけて、13ヵ国から延べ170名以上の剣士が集まり、東欧のみならずフランスやドイツのナショナルチームのメンバーも参加して盛大にイベントが行われました。酒井はこのイベントに2007年より実技指導講師・昇段審査員・大会審判員として携わってきていますが、特に当初より主催者からの要請で、セミナー中に武道にかかわる日本文化講演を行ってきました。本年は、この講演会をBAMISとジョイントさせ、BAMIS セミナーとして講演ならびに研究発表を行ってきました。
今回は、Kendo-past, present and future というタイトルで、武道の歴史を鳥瞰図的に俯瞰したうえで、近世剣術における心身関係論を概観し、現在における心身の問題を考え、これを未来につなげる、という内容で講演を行いました。その中の、近世剣術における心身関係論の重要な一例として軽米克尊(RA)が直心影流を取り上げ、Jikishinkage-ryu and introduction shinai-sparring with bogu と題する研究発表を行いました。また現代における心身の問題をテーマとしたBAMISプロジェクトを紹介し、2011年2月28日に行われた第1回BAMIS国際フォーラムの武道セッションにおけるシンポジウムの内容を紹介しました。当日100名分の席を用意しましたが満席で多くの立ち見がでるほどの盛況ぶりであり、また講演ならびに研究発表を聞く聴衆の関心の持ちようは日本では感じたことのないほどのものでした。
ヨーロッパで武道を実践する人たちは、武道の競技性に終始することなく、その文化性に強い関心を持っています。そして武道の文化としての最大の特徴は、その長い歴史のなかで培ってきた心身関係に関する特有の考え方です。心身統合を標榜するBAMISがヨーロッパにおける武道の実践現場に受け入れられる素地は十分にあると考えられ、また今回のBAMISセミナーの成功によりこのことを確信した次第です。
(文責:酒井)

2011-08-01

第12回心身統合BAMIS セミナーのお知らせ

テーマ 「体育思想のこれまでとこれから」
演者 岡出美則 先生(筑波大学人間総合科学研究科,体育科教育学)
日時 2011年6月20日(月)18:00~21:00
場所 B510

内容
「たくましい心を育むスポーツ科学イノベーション」プロジェクトの中でも特に重要な課題といえる「体育科教育における思想」について,岡出先生に語っていただきます.ドイツ体育思想に大変造詣の深い先生ですが,戦後,特に1970年代から今日に至る日本における体育思想の基軸はどこにあったのか,そしてどのような方向性をもっているのかについて論じていただき,その後,議論したいと思います.大学院生,学生の方々の参加も大いに歓迎いたします.

2011-06-09

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