toppage2010年度BAMIS学内研究こころの健康情報の可視化と運動習慣との関連性

こころの健康情報の可視化と運動習慣との関連性

久野 譜也,横山 典子,田辺 解,板生 清,梅田 智広,板野 梢,菅 洋子
(人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻)

本研究では,中高齢者を対象として,日常生活の中で心電波形を計測できる超小型ウェアラブルセンサを用いて,自律神経活動で表される
客観的なこころの健康情報を可視化し,これらと運動習慣の有無との関連性を検討した。運動非習慣者では,運動習慣者と比較して,睡眠時
の副交感神経活動が低い傾向が認められ,主観的なストレス指標である精神健康度も悪化していた。さらに,一過性の運動によって,運動習
慣者は副交感神経活動が向上する傾向が示されたものの,運動非習慣者ではこの傾向は認められなかった。このウェラブルセンサによりこ
ころの健康情報を可視化でき,運動の習慣化を促進する情報手段として有益である可能性が示唆された。

ポスター_久野譜也.pdf

2011-06-13

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