日時:12月26日(水)17:00~19:00
場所:筑波大学5C606
世話人:征矢英昭
参加費無料,参加申し込み不要
「骨格筋代謝の中枢性制御 ~代謝研究の最前線~」
志内 哲也 博士
徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部 統合生理学分野 講師
志内先生は、視床下部-交感神経系による末梢組織(骨格筋や脂肪組織)の代謝調節に関する新進気鋭の研究者です。最近では、視床下部外側野に発現し覚醒レベルを高めるオレキシン、並びに、脂肪細胞から分泌され視床下部内腹側核に作用することで摂食行動を抑制するレプチンに着目され、それらの骨格筋代謝調節について『Cell Metab.』などの一流誌に発表されています。その成果は、ネスレ栄養科学会議、日本生理学会、日本体力医学会から奨励賞を贈られるなど、高い評価を得ています。運動時の代謝調節機構にもご興味を持たれており、体育分野での今後の更なるご活躍が期待されます。
今回は、骨格筋代謝の中枢性制御について、近年の最新知見を分かり易くお話し頂く予定です。