toppage2012年度BAMIS学内公募研究女子柔道選手の食事状況が心的ストレスおよび体組成に及ぼす影響

女子柔道選手の食事状況が心的ストレスおよび体組成に及ぼす影響

体育系 准教授 麻見 直美

柔道は、体重階級制のある競技であるため、多くの選手が、階級に合わせた体重を維持するために食事摂取の制限を行っている。食事摂取量を制限することや、体重を意識するために食品選択に制限を課すことは、身心に大きなストレスとなっている。食事量等の制限を行うことに伴う心的ストレス、および/あるいは、食事量等の制限による摂取エネルギー量の不足(エネルギー有効性の低下)が身体に及ぼすストレスは大きく、とくに女子選手では、月経状況や骨量を含む体組成に重大な悪影響を及ぼす。女子選手にとっては、良好な月経状況および体組成を維持することは、身心の健康に重要であり、延いてはパフォーマンスの維持・向上に大きな影響を及ぼす。しかし、女子柔道選手の日常の食事状況、試合期の減量時の食事状況に関する調査はほとんど行われておらず、またその食事状況が身心のコンディションにどのような影響を与えているかも知られていない。
そこで、本研究では、大学女子柔道選手を対象に、鍛錬期の食事状況、試合期の減量時の食事状況を調査し、それらが、身心のコンディションや体組成にどのような影響を及ぼしているかを検討した。

2012BAMIS成果報告書(麻見直美).pdf

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2013-04-12

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